東山魁夷館常設展示第V期 日独交流150周年記念 「ドイツ・心の旅路」
会場: 長野県信濃美術館 東山魁夷館 2階展示室
開催期間: 平成23年7月28日(木)〜9月27日(火) 57日間
開館時間: 9:00〜17:00(入場は16:30まで)
休館日: 毎週水曜日、ただし、8/3(水)・8/10(水)・8/17(水)は開館
入館料: 大人500(400)円 大学生300(200)円 高校生以下無料
「倉敷・大原美術館コレクション」との共通料金(7/28〜8/21)
 :大人1,600円 大学生1,200円 高校生以下無料
「没後100年 菱田春草展」との共通料金(9/10〜9/27)
 :大人1,500円 大学生1,100円 高校生以下無料
 *( )内は20名以上の団体料金
※身体障害者手帳・療育手帳・精神障害者福祉手帳をお持ちの方は、観覧料が免除されます。
 
東山魁夷は、東京美術学校の研究科を卒業すると、日本画家としては珍しく留学を、それもいわゆる芸術の都パリではなく、ベルリンに旅立った。
魁夷がドイツに向かった理由は、若いうちに一度海外に出て、しかも一人静かに日本や日本画、自己について見つめてみたかったからであり、ドイツの音楽や文学にも親しみをもっていたからであった。
以来魁夷は、ドイツを「第二の故郷」とも呼び、名声を得てからも、夫人と共にドイツを訪れ、愛情にあふれた連作を仕上げている。
本展では、初期の留学時代のスケッチから、名をあげてからのドイツへの旅で着想された代表作の数々まで、本制作・スケッチ・習作を含めるほか、その他の魁夷の画業を語る下図類も合わせて約70点の作品を展観し、東山魁夷の画業にドイツが与えた魅力を顕彰する。
 
主催: 長野県、長野県信濃美術館 東山魁夷館
共催: 長野県教育委員会
協力: 長野県日独協会
後援: ドイツ連邦共和国大使館、公益財団法人 日独協会
出品作品
(本制作)
静かな町.jpg
≪静かな町≫1971年
Quiet Town
取材地:ドイツ、ヴィムプヘン
石の窓.jpg
≪石の窓≫1971年
Stone Window
取材地:ドイツ、ネルトリンゲン
水辺の朝.jpg
≪水辺の朝≫1972年
Morning at the Waterside
取材地:ドイツ北部、オイティーン
緑の窓.jpg
≪緑の窓≫1983年
Window of Greens
取材地:ドイツ、ラムサウ

≪聖夜≫1994年
Holy Night
取材地:ドイツ南部

≪木枯らし舞う≫1997年
Fallen Leaves Dancing in the Wind
取材地:ドイツ北部
 
美術学校を卒業して間もなくドイツに留学したのも、日本画家にとって奇妙なケースではあるが、私自身には必然的な欲求があってのことだった。
フランスやイタリアを選ばず、ドイツへ向かったのは、感覚的な世界へ傾きがちな私の性質に、しっかりした支柱を入れたい意味もあった。
若い日の想い出深いドイツは私の第二の故郷ともなったのである。
――― 東山魁夷画文集 別巻『自伝抄 旅の環』1980年1月

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